イギリスフォード コーティナ

1963年1月~1966年1月

ロータスは、1963年からFIAの指揮下で施行されたETC(ヨーロッパ・ツーリングカー・チャンピオンシップ)に参戦を期するフォードの要請に応え、ETCの開幕と同じ'63年にロータス28、すなわちフォードのベストセラー、コンサル・コーティナにロータス・ツインカムを搭載したコーティナ・ロータスをデビューさせた。この前年にロータスが発表したエランに搭載されたロータス・ツインカムは、元よりフォード116Eブロックにハリー・マンディらの設計による自製のDOHCヘッドを組み合わせたもので、元来ケント・ユニットが収まっていたコーティナのエンジンベイに搭載するのは、極めて自然なアイデアであったに違いない。このエンジンはエランと同じく2基のツインチョーク・ウェバーでチューンされて1558ccから106PSを発揮、もちろん実際のレースでは更なるチューンが施された。また、特に当初のホモロゲーションモデルはアルミパネルをボディ各部に使用していたともいわれ、最大のライバルと目されたアルファ・ロメオ・ジュリアTIスーパーよりもストックでも70kgも軽いロータス・コーティナは、フォードとロータスの目論見通り、ETCシリーズ開始当初最強のコンテンダーとなった。'66年にコンサル・コーティナのモデルチェンジに従って'67年にコーティナ・ロータスも新型のマークIIに発展するが、モデルチェンジ後早々にネーミングがツインカムに変わり、ツーリングカーレースに於けるフォードとの緊密なコラボレーションも終わりに近いことを示していた。

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グレード名 型式 排気量 ドア数 シフト 駆動方式 ※1 定員 燃費 ※2 価格
(名称なし) - 1558cc 2 4速MT フロア FR 5 - -

1.ドライバーが任意で駆動を2輪・4輪を切り替える事が出来る4WDを「パートタイム」、車両の設定で常時又は可変又は切替えを行う事を主とするものを「フルタイム」として表示しています。

2.燃費表示はWLTCモード、10・15モード又は10モード、JC08モードのいずれかに基づいた試験上の数値であり、実際の数値は走行条件などにより異なります。

価格は販売当時のメーカー希望小売価格で参考価格です。消費税率は価格情報登録または更新時点の税率です。

販売期間中に消費税率が変更された車種で、消費税率変更前の価格が表示される場合があります。

実際の販売価格につきましては、販売店におたずねください。

2004年4月以降の発売車種につきましては、車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

2004年3月以前に発売されたモデルの価格は、消費税込価格と消費税抜価格が混在しています。

どちらの価格であるかは、グレード詳細画面にてご確認ください。

保険料、税金(除く消費税)、登録料、リサイクル料金などの諸費用は別途必要となります。

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